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社員ストーリー
CAS (カーディアックアブレーションソリューションズ) 社員座談会
心房細動などの心臓疾患にアプローチするカーディアックアブレーションソリューションズ。新卒を積極採用し、多くの若手社員が活躍する中で、日本を飛び出しグローバルビジネスを経験するチャンスも増えています。営業、マーケティングに従事している4人が、部門の特徴や仕事について語り合います。
プロフィール
梓澤(あずさわ)さん(写真左)
カーディアックアブレーションソリューションズ ナショナルセールスダイレクター
不動産、外資系医療機器メーカーで営業を経験し、2015年に入社。2022年からセールスダイレクターとして活動中。
岡さん(写真左から2人目)
カーディアックアブレーションソリューションズ 関東・甲信越・北陸ブロック セールスレップ
イタリア食材の輸入会社で営業を経験後、2020年に入社。
西さん(写真左から3人目)
カーディアックアブレーションソリューションズ 中国四国ブロック セールスレップ
大学の所属は医学部生命科学科。臨床研究の道を目指し学んだ。2020年に新卒入社。
矢島さん(写真右)
カーディアックアブレーションソリューションズ マーケティング シニアマーケティングスペシャリスト
大学院で医療工学を学び、2015年に新卒入社。関西中四国ブロックの営業を担当後、2018年マーケティングへ。2022年8月から約1年間、米国オペレーション本部のマーケティング勤務を経て帰国。
CAS リーダー 梅林さんからのメッセージも公開中です。
梓澤:「Cardiac ablation solutions」を直訳すると、「心臓アブレーション疾患の治療に解決策を提供していく」という意味です。代表的な対象疾患は、心房細動という不整脈の一種で、心臓内にある心房が異常な働きをし、心臓本来の動きができなくなる病気の治療をサポートします。例えばカテーテルアブレーション治療は、主に足の付け根から心臓にカテーテルを送り、不整脈の原因となる電気回路を遮断する治療法です。不整脈の根治を目指す治療法でありながら開胸しなくても良いため、身体への負担が少ないことも特徴です。
梓澤:私はセールスダイレクター、いわゆる営業部長のポジションでメンバーの活動をフォロー、サポートしています。岡さん、西さんがそうであるように、みんなキャリアや働く地域などが様々なので、何でも相談してもらえるような存在でいたいと思っています。
岡:食品の商社に就職したのですが「人のためになる仕事に関わりたい」という思いが強くなりメドトロニックに転職した経緯があります。営業のキャリアは継続しながら、日本の医療に貢献するという思いを実現するために頑張っています。
西:医療への興味から大学は生命科学科で学びました。一般的に臨床研究に進む学生が多い学科で、今営業として担当している医師の中には、大学時代に講義を聞いていた先生もいらっしゃいます。鳥取、島根、岡山担当なので今日は久しぶりの本社でみなさんにお会いでき嬉しいです。そうだ、鳥取は以前の矢島さんの担当地域でしたから、よく「矢島君元気?」って聞かれますよ。
梓澤:医師が忘れずにいてくれる。嬉しいね。矢島さんは営業からマーケティングに異動して何年になったかな?
矢島:5年です。キャリア面談を通し、自分の希望と上長のサポートで異動が実現したのが2018年で、2022年8月から実質10ヶ月間、米国オペレーション本部のマーケティングの一員として働いてきました。主に新製品の上市準備です。アメリカ国内、日本、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドなど世界に製品をどう上市していくかプランニングをしつつ、その準備をする業務に携わりました。
岡:梅林さん(部門長)の推薦で実現したのですか?
矢島:きっかけは今の上長で、梅林さんにもサポートいただきました。「チャンスがあるよ」と話をいただき、チャレンジしない理由はないと思いまして。そこからは梅林さんが米国オペレーション本部側と調整してくれました。
岡:部門長の梅林さんはどっしりと、リーダーシップがすごく頼もしいです。はっきり方向性を示してくれるリーダーです。
梓澤:物事の見方がはっきりしている。気になること、納得できないことについてはっきりおっしゃる。ただ、それに対してこちらもきっちり話していくと「そういう見方あるよね」と、新しい見方も自分の観点として吸収される方だなっていうのはすごく感じますよね。意見の衝突はあっても適切な着地点を一緒にみつけてくれます。
矢島:成長意欲のある人がすごく好きで、そういう人を見つけると絶対引き上げようと動いてくれる。だから私もアメリカ勤務の経験ができたと思います。
西:働く環境はどうなのですか?日本とアメリカは全然違いますか?
矢島:文化的な違いは感じました。例えば、議論の場ではみんな積極的で、常に誰かしら喋っている。日本では考えてから発言する感じですけど、アメリカでは自分の考えを持って発言するまでのスピードが早いという印象です。
岡:不安はなかったですか?
矢島:ありましたよ。大変なこともいっぱいありました。でもその分、学びもありました。2018年にマーケティングに移り4年経ったタイミングだったので、自分の成長のためにもコンフォートゾーン(居心地の良いところ)を越えることも必要だろうと、思い切って自分にちょっと負荷をかけて、成長できればいいなぁと思ってチャレンジしました。
岡:矢島さんは真面目ですね!
矢島:一年弱の経験ですが、段々と言葉や文化的なところにも慣れてきて、ここで学んだことを次は日本でのマーケティングに生かすという思いで戻ってきました。
西:顧客訪問する時「絶対何か1つ見つける」と決め、毎日ワクワクしながら仕事をしています。医師の裏のニーズや趣味など何でもいいのです。次に使えるネタが1つでも見つかった瞬間にもうワクワク。次の手(営業としてのアプローチ法)をどんどん考えてしまうんです。
岡:よく分かります!医療機器の営業は価格ではありません。前職では価格勝負のようなところがあったのですが、今は製品をしっかり伝えていくこと、施設ごとに異なる医師のニーズを引き出せることが大切。ある意味難しいですが、そこでトライアンドエラーして成果につながった時が気持ちいい!チーム全員で毎週会議をやりますが、そこに梓澤さんにも参加いただき、全国の営業の情報を共有される機会も多く、とても役に立ちます。
西:私と岡さんがよく電話で話すように、みなさん個別の繋がりも大切にしていますよね。
梓澤:コロナ禍を経てオンラインで話し合う時間が増えているよね。営業は個人行動と思われがちですが、成長機会の一環としてコミュニケーションの場をたくさん創出しています。以前は月1回程度だったミーティングが、今はオンラインでいつでも集まれるので1週間に1度は必ずメンバー全員で集まって情報交換していますよね。
岡:そう、全員の存在を毎日感じるぐらいに!
矢島:繋がり方も深まったのを感じます。
岡:同感です。すごいファミリー感がありますね。
梓澤:やっぱり相談しやすい環境が大事です。日本全国をいくつかの地域にわけるブロック制だと地域メンバーだけで固まるのはある程度仕方ないけれど、今のテクノロジーを使えば壁を壊せる。さらにメンバー自身が必要な区分けを自由に作ってコミュニケーションすればいい。自発的にいろんな組織ができていますね。
西:「新卒&社歴の浅い仲間」でチームが1つあり、コアメンバーとして入らせていただいています。私が入社当時に困っていた事と同じつまずきを聞いたりするので、アドバイスしたり、時々梓澤さんにも入っていただき問題解決につなげています。
梓澤:メンバーから参加を求められるのはとても嬉しい!オープンな環境の証だと思っています。それと、様々な体験やコミュニケーションをRecognize!(讃える・認識する)する組織文化(感謝の気持ちを添えてカードを送るシステム。世界中の社員がWeb上で見ることができる)によってみんなが繋がって、踏ん張れていますよね。
岡:落ち込んだ時に(カードを)見返しちゃいます。メールで届き形で残るので!
矢島:システム上で見られるので「ああ、この人こんなこと頑張ってたんだ」とか、「この人こんな風にRecognize!しているんだ」と分かります。
岡:ブロックやチームを越えると日々の頑張りが見えづらいのですが、そのやり取りを見て自分も頑張ろうとか、この話直接聞いてみたいな、と思うきっかけにもなっています。
梓澤:過去の自分が育児に協力的だったかというと正直難しかった。でもこれからは変えないと。女性が出産を経ても働き続けられる仕組み作り、男性の育児参加を積極的に推奨しそのロールモデルを作りたいです。
岡:梓澤さんについていきますよ。実際、エリアを越えみんなが梓澤さんを信頼しています。また多様性という意味では、会社の評価制度をとても気に入っています。数字が上がらないから駄目という発想ではなく、やった事を評価してもらえるからです。他社での経験があるから分かるのですが、メドトロニックにはネガティブな話をする人がいません。前向きに、自分の目標に向かってポジティブに進んでいけます。
矢島:ミッションをみんながとても大事にしているからだと思います。患者さんが先にあり、患者さんのためにベストを尽くしたいという思いを持って働いている人が多いのだと思います。実際に仕事現場でミッションという言葉をよく耳にします。
梓澤:この部門がベンチャー企業を立ち上げたような経緯で成長してきている背景もあると思います。ベンチャー精神をもって働く、そして「若くしてポジションを得ることはいいことなんだ」という雰囲気があるよね。
岡:そうですね。私は入社後に結婚したのですが、産休・育休を取られた先輩から話を聞く機会もあり、これからの働き方をある意味模索中です。キャリアの継続について色々相談できるし、それを考えてくれる会社だなと感じます。
西:私も結婚の予定がありますが、今は仕事を頑張りたい気持ちが強いです。入社4年目でできることが増えていますし、後輩も増え指導する立場にもなって、セールスで頑張ってみたいと思っています。梓澤さんの働き方を見ていて、ピープルマネジメントもやりがいありそうだなとも思っているんですよ。
矢島:アメリカに行き、今は日本で大事なプロジェクトを任されています。そのプロジェクトをしっかり成功させたいというのが短期的な目標です。もちろんいずれマネジャーにも挑戦したいです。
岡:今年梅林さんが、営業一人ひとり全員に同行してくださいました。全員のキャリア計画・志向を把握してくれていると思うと、安心して仕事に取り組めます。
プロフィール
梅林進一郎
カーディアックアブレーションソリューションズ シニアビジネスダイレクター
長崎県出身。大手コンサルで経営コンサルタントを経験後、2003年に入社。CRMのマーケティングマネジャー、横浜支店長を経て、2011年に現CASの部門長に就任。
立ち上げは2011年夏。1人で活動を開始し、製品を上市した2014年も17人規模。「なんでも屋」状態で事業を拡げ、営業、マーケティング、教育部、テクニカルサービス、薬事、クリニカルなどたくさんの仲間が関わる組織になりました。スタートアップで何もない所から創り出していく、バイタリティーが必要な、大変な環境の中でビジネスとチームを拡大してきました。
その中で特に人が育つ面白さを実感しています。約3割が新卒採用という特徴ある組織(男女比は6:4、平均年齢32歳)。優秀な人材一人ひとりの性格を見てゼロから育て、そこからOJTリーダーも多くを学んでいます。
私自身が入社後に会社の魅力、事業の面白さを知ったタイプなので、志望動機に大きなこだわりを持っている訳ではありません。それよりも「物事を自分の頭で考えているか」、「自分なりの考えで物事を分析しているか」を重視しています。ボストンキャリアフォーラムの短期間での面接で採用したメンバーもかなりいますし、今でも新卒採用では最終面接を担当しています。
メドトロニックの創設者、アール バッケンは、ガレージで事業を立ち上げ泥まみれになっている人でした。「Ready, Aim, Fire」をもじって「Ready, Fire, Aim」(行動してから考えなさい。)という行動規範を、生涯にわたり打ち出していました。メドトロニックは、起業家精神を大事にする社風ですから、やる気があり若いうちに上のポジションに就きたい人、社内にいながら起業したい人にも向いていると思います。
私たちは業界や会社がどうなろうと一生ビジネスパーソンとしてやっていかなければなりません。ですからどこに行ってもやっていける人間、普遍的なビジネススキルを持ったビジネスパーソンにならなければならないし、ここで働くメンバーには長期的に良いキャリアを構築してほしいと考えています。私自身、明日どんな業界の事業部長を任されたとしても通用するビジネスパーソンでありたいと思っています。もちろん、良き人間関係を育む力を含めて。
「人生を変えるようなテクノロジー」で私たちのミッションである「人々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす」を実現するための有意義な仕事を一緒に創り、広げていきましょう。