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ジャケットを着た原田さん

メドトロニックでの仕事 - 社員ストーリー

信頼性のある製品を人々に届けるために。臨床開発に携われる達成感

クリニカル・メディカルアフェアーズ 市販後調査部
クリニカルリサーチスペシャリスト

アメリカで育ち、ニューヨーク州立大学ビンガムトン校・大学院でM.S Biomedical Engineering(医用生体工学/医療工学)を専攻。当初はアメリカでの就職を考えていたが、就職イベントで日本メドトロニックの採用担当者と出会い、日本で勤務することを決意し、2017年7月に新卒で入社。現在はクリニカル・メディカルアフェアーズで、クリニカル スタディ マネージャー(調査責任者)として活躍中。

アメリカの就職イベントでの出会いがきっかけで、日本メドトロニックへの就職を考えるように

ジャケットを着て語る原田さん

私はアメリカで生まれて育ちました。卒業後は医療業界に進みたいと思っていましたが、当初はアメリカでの就職しか考えていませんでした。メドトロニックに興味を持ったのは、友人の母親がメドトロニックのペースメーカを使用していて、製品へ対する信頼を聞いたことがきっかけです。会社や製品について調べて大きな魅力を感じ、また世界中で多くの患者さんの健康改善に貢献していることを知り、ぜひこの会社で働きたいと思い、アメリカのメドトロニックにエントリーしました。

日本メドトロニックの採用担当者と出会ったのは、ボストンで開かれた就職イベントに参加したときです。日本メドトロニックもイベントに参加していることを知り、この機会に日本法人の話も聞いてみようと思ったのです。色々と話す中で印象に残ったのは「アメリカで生まれてアメリカの会社で働くのではなく、日本で働いて新しいカルチャーのもとで経験を積んだ方が、今後の強みになるのでは」という言葉です。それまで日本に住んだことも、働いた経験もありませんでしたが、以前から興味があった日本の社会を経験するチャンスだと思い、応募することにしました。

日本で就職する不安より、違うカルチャーを持つ人たちと働く期待の方が大きかった

日本で就職するにあたっては、もちろん不安もありました。両親とも日本で働いた経験がなかったため、日本の会社は上下関係が厳しいイメージがあったようで、決意を伝えると「本当にアメリカで就職しなくていいのか」と聞かれました。しかし私は、不安よりもこれまでと違う環境で、違うカルチャーやバックグラウンドを持った方たちと一緒に働くことに対する期待の方が大きかったです。

入社後はクリニカル・メディカルアフェアーズに配属となり、約3ヶ月間の新入社員研修からスタートしました。その後、治験部・臨床研究部・市販後調査部の各部門をローテーションでまわる研修を行い、そのうち市販後調査部の一員として働くことになりました。働き始めて感じたのは、とてもフラットな環境で年齢や社歴に関係なく自由に声をあげることができる会社だということです。今では日本で働く選択をして本当に良かったと思っています。

医療機器の安全性と有効性を確かめて、待ち望んでいる方にお届けできることがやりがい

ジャケットを着て語る原田さん

現在は市販後調査部で、新しい医療機器の安全性と有効性を確認する臨床試験に携わっています。クリニカル スタディ マネージャーとしてメインで担当しているのは、下肢の末梢動脈疾患(PAD)に対する血管内治療デバイスの市販後調査です。具体的な業務は、臨床試験で使用する手順書作成や海外チームとの戦略会議といった社内業務から、責任医師やPMDA(Pharmaceuticals and Medical Devices Agency/独立行政法人 医薬品医療機器総合機構)との面談など、社外での業務まで多岐にわたります。

この仕事のやりがいは、新しい医療機器の安全性と有効性を確かめて、待ち望んでいる医療現場や患者さんにお届けできることです。これまでいくつかの製品の市販後調査に携わってきましたが、血管内治療デバイスの承認を得られた時は特に嬉しかったです。先日、この製品の市販後調査の成績をオンライン学会で発表する機会がありました。データを発表したところ医師の皆さんから高い評価をたくさんいただき、それを見たときは、医療業界に貢献できる製品に携わることができている喜びを実感しました。

様々な国の環境やワーキングカルチャーを経験し、多くの人や業界に影響を与える人材を目指す

メドトロニックで働いていて感じるのは、医療業界への影響力が大きいことです。業界のリーディングカンパニーとしてネームバリューもあり、業界に大きなインパクトを与える製品を数多く手がけています。そのような製品の臨床試験に携わるのは責任が重く、プレッシャーもありますが、それだけに大きな達成感を感じることができます。

今後さらに様々な治療領域の製品の臨床試験に携わり、知識と経験を広げていきたいです。将来的なビジョンとしては、海外での仕事にチャレンジできる「海外人材交流制度」を利用して、日本、アメリカ以外の国での勤務経験を積みたいと考えています。様々な国の環境やワーキングカルチャーを経験し、最終的には業界全体に影響を与える人材になるのが目標です。

ジャケットを着て笑顔の原田さん

この会社に転職してきた同僚がよく口にするのは、「メドトロニックは一生懸命頑張る人が多い」ということ。私には他社での勤務経験はありませんが、自分を高めたくなる環境、1つのことを極めるために頑張れる環境がここにあるということは理解できます。患者さんに近い場所で、医療の現場に貢献する仕事に関わることができる。そのために必要な知識や経験を身に付け、責任ある役割を担いながら自分を高めることができる。そんな意義のある仕事に携われる喜びを、これから入社される方々にも感じていただきたいです。

メドトロニックの魅力

ダイバーシティを重視した環境で多種多様で魅力的な人たちから刺激を受けながら働く

ダイバーシティを重視していて、多種多様で魅力的な人たちと一緒に働くことができるのがメドトロニックの魅力です。私と同じように海外で生まれ育った方、海外で働いた経験を持つ方など、色々なバックグラウンドの社員がいて、また、海外の方とのやり取りも多く、「ああ、こういう考え方もあるのか」といった刺激を受けながら仕事に取り組むことができます。

また、キャリアアップをサポートする制度が整っているのも特徴です。私の場合、プロジェクトマネージメント研修はとても勉強になりました。そのほかにも、多彩なプログラムの中から自分のスキルアップにつながるプログラムを選んで受けています。今後は管理職としてのリーダーシップを学ぶ「ハーバード マネージ メンター」など、ハーバード大学によるビジネス・マネジメントのeラーニングシステムも活用していきたいと思います。

ある1日の仕事の流れ

7:00 自宅で海外チームとグローバル戦略会議
8:00 会議終了後、会社へ
9:00 出社してメールチェック、資料作成
10:30 チーム会議
12:00 昼食・昼休み
13:30 施設訪問・PMDAの担当者と面談
15:30 帰社し、臨床試験で使用する手順書作成
16:30 製品の安全性に関するデータ分析、報告書作成
17:30 業務終了

※掲載記事の内容は、取材当時のものです。

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