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能力開発、トレーニング - 社員ストーリー
⼤野さん
2007年 キャリア採用
サージカルロボティクス
マーケティングマネージャー
海外赴任先:シンガポール
2007年に⼊社、サージカルイノベーション事業部の営業としてキャリアをスタートしました。九州や東京で営業経験を積み、マーケティングやセールスマネージャーを国内で経験した後、2017年12⽉からシンガポールのAPAC(アジア太平洋地域)本社にて市場開拓や新製品販売、新規ビジネスの導⼊など、リージョナルマーケティングに従事。2年間のシンガポールでの勤務を経て、現在は東京の品川本社でマーケティングを担当しています。
⼊社後、⽇々仕事をしていく中で、語学⼒、海外ビジネスの理解度、外国⼈の考え⽅、⼈脈など様々な点において、グローバルで戦うためのスキル・経験が⾜りないと感じたのがきっかけです。⾃らに変化とチャレンジを与え、成⻑したい︕という気持ちが強くなり、その際にメドトロニックに海外勤務をチャレンジする機会があることを知り、海外勤務について考えるようになりました。メドトロニックは多くの国でビジネスを展開しており、⽇本はAPACの⼀員です。英語の語学⼒も⾼められると思い、上⻑と事業部⻑に相談の上、シンガポール勤務にチャレンジしました。
シンガポール社内で働く⽇本⼈は、非常に少なく、数名のみでした。そんな環境下での⽣活は毎⽇が刺激的で、チャレンジの連続でした。上司、同僚、顧客、そして私⽣活すべてが新鮮で、新しい⽂化と考え⽅に触れることができました。
シンガポール在籍のAPACリージョナルマーケティングの業務(例︓マーケット調査、新規ビジネス参⼊、新製品発売など)は、特にスピード⼒と正確性が求められます。そのため、メドトロニックでは、意思決定にロジックを持たせることを重視しています。これは、ワークライフバランスも⼤事にしている表れの⼀つかもしれません。そのおかげで、適応能⼒はもちろん、論理的思考、オンオフの切り替えなども学ぶことができました。
どんな業務においても、常に笑顔で対応することを意識しました。業務や顧客の要望はシンガポールと⽇本間に⼤きな違いはないものの、よりシンプルでスピーディーに業務を完了することが求められます。笑顔で対応することは、⼀⾒単純に聞こえるかもしれませんが、ビジネスをスムーズに進⾏させる上で⽋かせない要素であると気づくことができました。
そのほか、コミュニケーション⼒や新しい環境下での適応⼒が⾝についたと思います。皆、地域は違っても同じ製品を販売する仲間であり、着任当初から多くの⽅々に親切に助けていただきました。現在は、常に笑顔を⼼掛け、仲間と助け合いながら、どんな変化にもすばやく対応することができるようになりました。
今後のチャレンジとしては、⽇本国内で、海外からの転勤者や外国籍の⽅が働きやすい環境づくりをサポートしていきたいです。
海外勤務により、現地の医療従事者向けのビジネスをしっかり学び、⽂化を知ることができました。シンガポールでの勤務当初は、正直、上司が何を⾔っているのか分からないことが多々ありました。とはいえ、⾔葉は後からついてきますし、転勤後に英会話レッスンに通うこともできますので、⾔葉の不安は⼀旦忘れてチャレンジすることをおすすめします。
成熟市場の⽇本での経験は、APACの特に発展途上のマーケットにとっては参考になることが沢⼭あります。またその経験の共有は⾃⾝の価値向上につながると思います。⾃分の出来ないことに挑戦することで、⾃分を成⻑させることができる。なりたい⾃分になるために、現在の経験は将来訪れる試練を乗り越える前の経験だと思っています。
※掲載記事の内容は、取材当時のものです。