縫合：消化管

漿膜接合型

Albert – Lembert縫合
Halsted縫合
Connell縫合

ALBERT-LEMBERT縫合

監修：杏林大学 医学部外科
　　　教授 森 俊幸 先生

Albert法（全層縫合）とLembert法（漿膜筋層縫合）との組み合わせ。
組織として強固な漿膜を二重に接合させ、物理的接合力を重視した方法。簡便で安全。

断端接合型

層と層を確実に合わせることで血流を確保し、生理学的な創傷治癒機転を重視した縫合法。特に血流が豊富な粘膜下層は重要な層。

1層  Gambee法、Olsen-Letwin法、Hepp-Jourdan法
2層  層々二層（layer-to-layer）吻合

Gambee法

監修：杏林大学 医学部外科
　　　教授 森 俊幸 先生

Layer-To-Layerと同じ考え方だが、一層縫合となるため組織の挫滅がより少ない。腸管の前壁と後壁とでは針の刺入方法が異なる。原法では前壁は垂直マットレス・後壁Albert縫合だが、前後壁とも垂直マットレスの変法を用いることが多い。