徐脈性不整脈
治療機器
Your browser is out of date
With an updated browser, you will have a better Medtronic website experience. Update my browser now.
こちらは、国内の医療従事者の方を対象に製品等の情報を提供することを目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。
あなたは医療従事者ですか?
治療機器
監修:埼玉医科大学 循環器内科 教授 松本万夫先生
ペースメーカは、ごく弱い電気刺激を心臓に送り出すことで脈拍を正常に戻します。現在ではペースメーカの小型化が進んでおり、重さも約20~25gと軽くなっています。日本国内では、年間5万人以上※の患者さんがペースメーカによる治療を受けています。
※2023年一般社団法人日本不整脈デバイス工業会発表(年間70,252症例)
ペースメーカは、ごく弱い電気刺激を心臓に送り、脈拍を上げ、徐脈性不整脈の症状を緩和させるための医療機器です。
監修:埼玉医科大学 循環器内科 教授 松本万夫先生
ペースメーカによる治療では、ペースメーカ本体のほかに、リードと呼ばれる電極を使用します。患者さんの体内に、ペースメーカ本体とリードが植込まれます。
監修:埼玉医科大学 循環器内科 教授 松本万夫先生
ペースメーカ治療では、ペースメーカからのごく弱い電気刺激を利用して脈拍を正常な状態に近づけ、十分な量の血液を体に行き渡らせることで、さまざまな症状を改善させます。
ペースメーカ治療は、電気刺激によって脈拍を調節することで、徐脈性不整脈(以下、徐脈)に伴う疲れやすさや息切れなどの症状を改善させます。ペースメーカ治療は、徐脈を根治するためのものではありません。また、心臓病を予防したり、心臓発作を防ぐことはできません。
ペースメーカの植込み手術では、皮膚切開が必要なため、手術に伴う合併症の可能性があります。植込み型機器の手術における、手術部位の感染症、機器の材料に対する過敏症などが治療のリスクとして挙げられます。
また、ペースメーカの植込み後には、磁場や電磁波を発する一部の電化製品の使用に制限があります。
このほか、治療の効果とリスクについて医師からの説明を十分に受けてご理解いただき、どのような治療を行うべきか、医師とご相談ください。
監修:埼玉医科大学 循環器内科 教授 松本万夫先生
ペースメーカ治療を検討されている患者さんからから寄せられる質問にお答えします。
ペースメーカを植え込む手術は、通常、局所麻酔で行われ、開胸手術は行いません。通常、鎖骨の下方の静脈から電極リードを挿入し、心臓内に留置させ、外側はペースメーカ本体につなぎ皮下に植込みます。心臓内に留置したリードが安定するまでの期間や術後の状態により、退院までの日数には個人差があります。詳細については、医師にご相談ください。
患者さんの中には、機器を植え込んだ場所が外から見てわかってしまうほど膨らんでしまうのではないかと心配される方もおられます。実際、機器は胸部鎖骨の皮膚の下に植込むのが一般的であるため、患者さんの体型によっては、植え込んだ部分の皮膚がわずかに膨らんでみえることがあります。
治療を受けた患者さんの多くが、手術前よりも活動的な生活を送ることができるようになっています。その一方で、控えなければいけない運動や日常生活についての注意があります。詳細については、医師にご相談ください。
本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。