徐脈性不整脈
機器の治療を受ける
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こちらは、国内の医療従事者の方を対象に製品等の情報を提供することを目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。
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機器の治療を受ける
監修:埼玉医科大学 循環器内科 教授 松本万夫先生
ペースメーカ治療の手術とは、ペースメーカ本体とリードと呼ばれる細い導線を心臓内に通す手術を言います。リードは、ペースメーカ本体が送り出すごく弱い電気刺激を心臓に伝えて、心臓の拍動を促します。
ペースメーカ治療を受けるためには、いくつかの基準があります。患者さんに適した治療であるかの判断は、医師が行います。
監修:埼玉医科大学 循環器内科 教授 松本万夫先生
徐脈性不整脈の治療には、ペースメーカを使用する方法があります。ペースメーカは、心臓の動きを継続的にモニターし、遅い脈拍を検出した場合は、ごく弱い電気刺激を送り、正常な脈拍に戻します。
この治療法があなたに適しているかどうか、また循環器内科や電気生理を専門とする医師の診察を受けるべきかについては、主治医にご相談ください。
循環器内科、心臓血管外科等の専門医にご相談ください。
ペースメーカ治療は、ペースメーカの本体、リード、手術手技料、また入院期間等の諸費用を含め、総額およそ300万円~350万円とかなり高額な治療です。しかし、現在の医療制度では、高額医療自己負担限度額があり、患者さんが負担する金額は所得や医療費の金額によって異なります。国民健康保険や政府管掌健康保険などに加入の場合は、公的な高額医療費支給制度が利用できるため、定額を超える分は後日給付金として支給されます。
加入している保険にもよりますが、仮に300万円の医療費が掛かったとすると、個人の負担額はおよそ10万円程度となります。詳細は加入されている保険組合などにお問い合わせください。
手術前、手術後について、事前に医師から患者さんに説明があります。
監修:埼玉医科大学 循環器内科 教授 松本万夫先生
ペースメーカの植込みに開胸手術は必要なく、通常、局所麻酔で手術を行います。鎖骨下の皮下に植込む場合の方法は、以下のとおりです。
術後数日間は、植込み部位に近い方の腕をあまり動かさないように指導があります。
そのほか、手術の詳細については、医師の説明を受けてください。
ペースメーカ治療を検討されている患者さんから寄せられる質問にお答えします。
ペースメーカを植え込む手術は、通常、局所麻酔で行われ、開胸手術は行いません。心臓内に留置したリードが安定するまでの期間や術後の状態により、退院までの日数には個人差があります。詳細については、医師にご相談ください。
患者さんの中には、機器を植え込んだ場所が外から見てわかってしまうほど膨らんでしまうのではないかと心配される方もおられます。実際、機器は胸部鎖骨の皮膚の下に植込むのが一般的であるため、患者さんの体型によっては、植え込んだ部分の皮膚がわずかに膨らんでみえることがあります。
治療を受けた患者さんの多くが、手術前よりも活動的な生活を送ることができるようになっています。その一方で、控えなければいけない運動や日常生活についての注意があります。詳細については、医師にご相談ください。
本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。