心臓弁膜症
手術
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手術
弁膜症と診断されたら、主治医と治療法について話しあってください。
弁膜症の治療の選択肢には次のものがあります。
主治医は、弁膜症を治療する際、さまざまな要因を考慮した上で適切な方法を選択します。弁膜症の症状を緩和したり、進行を抑制する目的で、内科的治療の薬物治療を行います。
弁置換手術には、主に2つのタイプの人工心臓弁が使用されています。
ステント付き生体弁は、動物性の組織(生体材料)と、ステントと呼ばれるプラスチック等のフレームで作られています。動物の心臓弁の弁尖や動物の組織を弁尖として形作られています。ステント付き生体弁の底部は、機械弁と同じように、布で覆われたリングに取り付けられています。
亡くなられた方から提供された心臓弁のホモグラフト、または解剖学的に人間に近いブタから作られたステントがない生体弁、つまり弁組織を支えるフレーム状の構造を持たない生体弁です。ステントレス生体弁は、特に大動脈弁の弁置換に使用されます。
機械弁は、非常に耐久性のある材料(例えば、金属やプラスチック)から製造されています。機械弁は歴史的に長く、その構造や材質は改良が加えられ、耐久性に優れるという特長があります。機械弁を選択した場合には、抗凝固療法 が必要となり、生涯、抗凝固薬を服用しなければなりません。
人工弁には機械弁と生体弁があります。機械弁はチタンやカーボンといった丈夫な材料でできています。生体弁はブタや牛から採取された生物由来のものでできています。
患者さんによって異なりますが新しい弁に置き換えられた後、改善を感じられるようになります。また通常の日常生活ができるようになるまでには数週間から数ヶ月かかります。
弁置換手術を受けた患者さんの多くは、手術直後から違いを実感できます。しかし、手術に伴うリスクや、術後に人工弁に不具合が起こる場合がありますので、納得いくまで医師に相談してから手術を受けることをお勧めします。
回復の程度は患者さんによって異なりますが、時間とともに日常生活に適応できるようになります。損傷を受けた古い弁の影響は徐々に消え、新しい弁によるより効率的な心機能に変わっていきます。
想定されるリスクについてよく医師と相談し、説明を受けてください。
どちらを選んでも、それぞれ良い点と悪い点がありますので、医師から詳しい説明を受けましょう。機械弁は生体弁より長くもちますが、血栓のリスクを減らすために一生血液の抗凝固薬を服用しなければなりません。一方、生体弁は通常は抗凝固薬を必要としません。
どちらの人工弁が適切か医師とよく相談して決めてください。
機械弁は、心拍にあわせて継続的に開閉する動きへの耐性が高いといえます。耐久性の高い材料が使われているからです。機械弁は問題がなければ25年もっている方がいらっしゃいます。手術を受けた年齢にもよりますが、一生もつ可能性もあります。ただし、さまざまな理由で数年、もしくは数ヶ月で、弁を置き換える必要がある場合もあります。
機械弁は、心拍にあわせて継続的に開閉する動きへの耐性が高いといえます。耐久性の高い材料が使われているからです。
生体弁は機械弁ほどもちません。時間の経過とともに破れたり漏れたりします。生体弁は通常7年から15年もつといわていますが、さまざまな理由で数年もしくは数ヶ月で弁を置き換える必要が出てくることもあります。
生体弁は幸いゆっくりと劣化しますので、必要があれば医師は新しい手術の計画を考えることができます。
他の外科手術や歯科治療を受ける場合は、心臓弁の手術を受けたことを必ず医師に申告してください。手術や歯科処置の前に抗生物質を飲んで弁の感染を予防する必要がある場合があります。
いいえ。空港の保安検査は弁に何の影響もありませんし、セキュリティの厳しさにもよりますが、通常は保安検査のアラームを作動させることはありません。
レントゲン検査は、受けても問題ありません。
CT検査やMR検査を受けても問題ありません。
弁形成手術では、弁のサイズを調整する必要がある場合があります。弁尖(べんせん)へのカルシウムの沈着や余剰な組織が弁尖に付着することで弁尖を治す必要がある場合もあります。
患者さんと医師が弁形成手術が一番良い選択だと合意した場合は、弁形成手術とよばれる手術をすることになります。
術後すぐに弁形成手術の効果を感じる方も多い一方で、手術後数週間かけて徐々に改善する方もいます。医師は改善状況によって体力や気力を維持するプログラムなどを勧めてくれます。
弁形成手術の効果とリスクについては、医師とよく相談してください。
下記の質問には、メドトロニックが扱う弁形成バンドやリングを対象にしていることを前提に回答します。
レントゲンで検査しても問題ありません。
CT検査やMR検査を受けても問題ありません。
空港のセキュリティーシステムが、影響することはありません。また、空港のセキュリティーアラームは、通常の感度では作動しないと思われます。
影響を与えるものはありません。
本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。