心臓弁膜症
手術を受ける
Your browser is out of date
With an updated browser, you will have a better Medtronic website experience. Update my browser now.
こちらは、国内の医療従事者の方を対象に製品等の情報を提供することを目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。
あなたは医療従事者ですか?
手術を受ける
検査の結果、弁形成手術用のリングなどを用いて弁をなおす必要があると判断された場合、人工弁輪を用いて手術をすれば多くの方が術直後から身体状況が改善します。人工弁が必要であれば、人工弁を植込むことでいつも通りの日常生活を取り戻せる方が多くいらっしゃいます。
弁置換手術や弁形成手術の適応の可能性がある場合、医師はさまざまな検査を行い、いろいろな要素を考慮した上で評価します。
弁膜症治療にはいくつかの方法があり、そのひとつが弁形成手術です。
弁膜症の治療として通常弁形成手術が好まれますが、弁の損傷が大きいため、弁形成手術の適応とならない方もいらっしゃいます。医師は患者さんにとって弁形成手術が最も良い治療かどうかを検討してから実施を決めます。
手術の方法はどの弁が損傷しているかにもよります。三尖弁か僧帽弁であれば弁形成手術が一般的です。大動脈弁は稀に弁形成手術も行われますが、通常は人工弁に置き換えられます。
弁形成手術以外には、薬物療法や弁置換手術があります。
弁膜症治療には薬物療法、形成術、置換術といったいくつかの方法があります。
患者さんの状態はさまざまですので、医師はそれぞれに適した治療を計画します。弁置換手術が最も良い治療方法であるかどうかを医師とよく相談してください。
2種類の人工弁があり、ひとつは機械弁で耐久性の高い素材でできています。もうひとつは生体材料からできており、多くは動物由来のものを使用しています。それぞれの個々の状態にあわせて医師とよく相談して適切な人工弁を選択してください。
弁膜症の手術は、複数の医療従事者が関わって行われます。外科医、麻酔科医、臨床工学技士、手術室看護師らが手術に関わります。
弁膜症の手術は非常にデリケートな手術です。従って、経験豊富で専門のチームによって行われます。患者さんの状況によりますが、以下のようなスタッフがチームには含まれます。
弁膜症手術の術前、術中、術後で予測されることをご説明します。
多くの場合、弁置換手術は開胸手術です。これは心臓外科医が胸と心臓を開けて損傷した弁を取り除くことを意味します。新しい人工弁は取り除いたところに縫い付けられます。
手術の内容や手術時間は弁の状態によりますので、手術前に医師が説明してくれます。
また医師は手術のために以下のような準備を行ないます。
手術中は、開胸して心臓や損傷した弁を露出させますが、その間は麻酔により痛みは感じません。
多くの手術では、心臓は一時的に停止させられ、呼吸や血液の循環は人工心肺装置にゆだねられます。ときには心拍動下で手術が行われることもあります。どの手術が適切かは、心臓外科医が個々の状況を見て判断します。
弁形成手術が終了すると、心臓の拍動を再開し、切開した箇所がすべて縫合して閉じられます。
術後は集中治療室(ICU)でしばらく過ごします。ここでは不具合がおきないように詳しく患者さんの状況をモニターします。その後、ご家族や友人が訪問可能な一般病棟に移動します。
多くの場合、弁置換手術は開胸手術です。これは外科医が胸と心臓を開けて損傷した弁を取り除くことを意味します。新しい人工弁は取り除いたところに縫い付けられます。
手術の内容や手術時間は弁の状態によりますので、手術前に医師が説明してくれます。
医師は手術のために以下のような準備を行ないます。
手術中は、開胸して心臓や損傷した弁を露出させますが、その間は麻酔により痛みは感じません。
多くの手術では、心臓は一時的に停止させられ、呼吸や血液の循環は人工心肺装置にゆだねられます。ときには心拍動下で手術が行われることもあります。どの手術が適切かは、外科医が個々の状況を見て判断します。
弁が置き換えられ手術が終了すると、心臓の拍動を再開し、切開した箇所はすべて縫合して閉じられます。
術後は集中治療室(ICU)でしばらく過ごします。ここでは不具合がおきないように詳しく患者さんの状況をモニターします。その後、ご家族や友人が訪問可能な一般病棟に移動します。
弁膜症の手術に対するよくある質問です。さらに詳しくは、医師と相談してください。
回復に要する時間は、全体の身体状況などさまざまな要因によります。通常は8週間から12週間かかるといわれていますが、それより早い方も長くかかる方もいらっしゃいます。
回復期間中は、徐々に元気になり、通常の日常生活に戻れるようになります。もちろん回復に要する期間は受けた手術の種類、体力、切開した傷の治癒状況などによります。元気になり、健康な生活を取り戻すには、心臓リハビリテーションを受けるとよいでしょう。
手術の後には薬を飲まなければいけません。健康状況、もともとの弁膜症の原因、そして手術内容により服用する薬剤は変わりますので、医師が必要な薬を処方してくれます。
リスクによって、ときに再手術を要したり、また死に至ることもあります。治療の利点とリスク、起こりうるリスクについて、医師によく相談してください。
回復に要する時間は、全体の身体状況など様々な要因によります。通常は8週間から12週間かかるといわれていますが、それより早い方も長くかかる方もいらっしゃいます。
回復期間中は、徐々に元気になり、通常の日常生活に戻れるようになります。もちろん回復に要する期間は受けた手術の種類、体力、切開した傷の治癒状況などによります。元気になり、健康な生活を取り戻すには、心臓リハビリテーションを受けるとよいでしょう。
手術の後には薬を飲まなければいけません。健康状況、もともとの弁膜症の原因、そして手術内容により服用する薬剤は変わりますので、医師が必要な薬を処方してくれます。
機械弁をインプラントされた場合、血液の抗凝固薬を処方され、一生服用しなければなりません。これにより血栓形成を防ぎ、重度の健康被害のリスクを減らします。
抗凝固薬は血液が凝固するプロセスを遅らせることで血栓を防ぐため、切り傷やひっかき傷などでも通常より出血が止まるまでに時間がかかります。医師の指示に従って服用し、怪我などに注意して日常生活を送ってください。
他の手術や歯科処置を受ける場合には抗生物質を飲む必要があります。歯のクリーニングなどの簡単な処置でもバクテリアを払い落とし、弁に感染を引き起こす可能性があるためです。そのため、人工弁手術を受けていることを医師や歯科医に伝えてください。
状態により血液を固まりにくくする(抗凝固)薬が必要かどうか決まります。生体弁では抗凝固薬の服用は通常最小限ですみます。術後回復期には抗凝固薬が処方されますが、その後は個々のリスクファクターを評価して抗凝固療薬の服用を継続するかどうか、医師が判定します。
生体弁は抗凝固薬を必要性が少ないので、妊娠希望の女性、高齢の方、そして抗凝固薬の服用に向いていない方に適した弁といえます。
他の手術や歯科処置を受ける場合には抗生物質を飲む必要があります。歯のクリーニングなどの簡単な処置でもバクテリアを払い落とし、弁に感染を引き起こす可能性があるためです。そのため、人工弁手術を受けていることを医師や歯科医に伝えてください。
リスクによって、ときに再手術を要したり、また死に至ることもあります。治療の利点とリスク、起こりうるリスクについて、医師によく相談してください。
すべての機械弁は小さな音がします。機械弁の開閉時に2つのカチッカチッという音がします。この音は人工弁が正常に機能していることを意味しますので、多くの患者さんに安心感を与えます。
生体弁は本来の患者さんご自身の弁のように徐々に劣化します。年齢や健康状態によって大きく異なりますが、通常、生体弁は7年から15年程度もつといわれています。1-2。一方で、20年以上もつこともありますし、残念ながらさまざまな理由で数年もしくは数ヶ月で弁を置き換える必要が出てくることもあります。2-3。患者さんのさまざまな要因が影響しますので、医師とよく相談してください。
通常の人工弁の場合、CT検査やレントゲン検査を受けても問題ありません。
通常の人工弁の場合、MR検査を受けた際の安全性は確認されています。
通常、置き換えられた弁に対して空港の保安検査は何の影響もありません。また、セキュリティの厳しさにもよりますが、通常では保安検査のアラームを作動させることもありません。
本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。