冠動脈疾患
治療後の生活
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治療後の生活
冠動脈の血流を再開させる治療を受けた後は、しばらくの回復期を経て、再び日常生活を取り戻すことができます。
バルーン形成術やステント留置術は侵襲の少ない治療法であり、術後は比較的早期に日常生活や仕事に復帰することができます。
通常、術後は短期の入院で経過観察を受け、とくに問題がなければ退院になります。術後の服薬や生活、就労については、主治医とよく相談し指示に従ってください。
とくに服薬については、主治医の処方を厳格に遵守してください。たとえ体調がよくても自分の判断で勝手に中止したりしてはいけません。
バルーン形成術やステント留置術の治療を受けることによって冠動脈の血流が改善され、患者さんの日常生活も改善します。
しかしながら、冠動脈血流の改善が得られても、動脈硬化や冠動脈の病変が完全に取り除かれる訳ではありません。
したがって、治療を受けた患者さんが長く健康な日常生活を維持するには、循環器にとって健康的な生活を習慣づけることが大切です。こうした健康的な生活習慣により、冠動脈病変の進行を予防したり遅らせたりする効果が期待できます。
以下はすぐに始められる健康的な生活の例です。
冠動脈バイパス手術後は心筋に血流が確保されています。患者さんの生活に大きな影響を与えたこの手術も、終了すれば元の生活に徐々に戻ることができます。
一般的に、手術直後はICUと呼ばれる集中治療室に入ることになります。大抵の場合は12~24時間で容態が安定すれば、一般病棟に移ります。OPCAB手術は心停止下冠動脈バイパス手術に比べてICUの滞在期間が短いと言われています。どのくらい入院期間が必要かは、患者さんの全身状態によります。
退院後は、必要に応じて4~6週間、外来通院で経過観察が行われます。
術後のフォローアップは病院によって違いますが、一般的には退院1週間後に外来で看護師が、1ヶ月後には外科医が診ることになります。その後は1年に4回程度のフォローアップがあります。
手術を受けた多くの患者さんは、吻合したグラフトで数年間は血流を確保することができます。しかしながら手術では将来つまりそうな血管を予防的に吻合していません。新たに冠動脈の閉塞を生じさせることがないよう、生活習慣を見直し、禁煙、適切な食事管理、適度な運動の実施、高血圧やコレステロールのコントロールを行うことが重要です。
冠動脈バイパス手術は心臓への血流を再び確保するのに非常に有効な手段です。しかし再び血流障害が起きるリスクもありますので、手術後は心臓にとって健康的な生活をおくる心がけが重要です。
冠動脈バイバス手術を受けた患者さんが長く健康な日常生活を維持するには、健康的な生活を習慣づけることが大切です。こうした健康的な生活習慣により、冠動脈病変の進行を予防したり遅らせたりする効果が期待できます。
以下はすぐに始められる健康的な生活の例です。
本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。