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下肢閉塞性動脈硬化症

あなたの足は大丈夫ですか

足の健康状態のセルフチェックをしてみましょう。

Footcheck

チェックした項目の多い人は一度医師に相談しましょう。

特に糖尿病、透析を受けている人は定期的なチェックが必要です。

日常生活における注意点は何でしょうか。

Point1
Point2

正確に治療しないとどうなりますか?

下肢閉塞性動脈硬化症は、5年の経過で約20%が歩行障害(跛行)の悪化、約10%が重症下肢虚血となります。全体としては最終的に足の大切断にまで至るのは数%です。しかし、いったん潰瘍・壊疽など有す重症虚血肢になると、1年以内の死亡率は25%、大切断も25%と大変に重篤な経過が予想されます。

また、下肢閉塞性動脈硬化症は、他の動脈疾患を合併している場合も多くあり、胸に痛みなどの自覚症状(冠動脈疾患;狭心症・心筋梗塞)や、脳血管疾患・脳卒中の症状とされる身体の片側の麻痺(片麻痺、一過性脳虚血発作)が起きなかったかなどを確かめることも大切です。約50%で冠動脈疾患、約20%に脳血管疾患を合併しているとされ、下肢閉塞性動脈硬化症の患者さんは、5年後には約20%が心臓や脳の血管疾患を発症し、このことが原因で約15%が死に至るといわれています。

これらの合併疾患が閉塞性動脈硬化症の主な死因になっていますから、足の血管病とわかったら、他の血管疾患は大丈夫かを念頭においた診療や日々のケアが重要です。

図1は、閉塞性動脈硬化症の患者さんを追跡調査して生存率を見たものです。やはり「間欠性跛行」や「重症下肢虚血」がある場合は、生存率に大きく影響します。この点もよく知っておいてください。

Livingrate

図1 コントロール群・間欠性跛行群・重症下肢虚血群と比べた生存率

Norgren L, et al. Inter-Society Consensus for the Management of Peripheral Arterial Disease(TASC II)., Eur J Vasc Endovasc Surg. 2007;33 Suppl 1:S1-75.

本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。