糖尿病

個々の生活に合わせることができるインスリンポンプ療法

インスリンポンプを使用することによって、患者さん自身の生活に合わせてインスリン治療をすることが可能となります。例えば、注射する頻度は少なくなり、食事・睡眠・運動など、生活パターンや体調に合わせてより調整しやすくなります。

• 通勤・通学や外出時に人目を気にせずインスリンを注入することができる
• 車の運転、会議や発表など人前で行動する時でも、インスリンを少量ずつ持続的に注入することができる
• 急な食事や外出、食事量の変更にもインスリン注入をボタン操作でいつでも変更することができる

インスリンポンプ療法と日常生活

インスリンポンプを使った治療や生活に慣れるまでには、少し時間がかかることがあります。常にポンプを身に着けたり、食事前にポンプを操作してインスリンを注入したり、始めは戸惑うこともあるかもしれません。しかし、いったんインスリンポンプでの生活に慣れてしまえば、違和感やポンプ操作も気にならずに自然に感じるようになります。これまで継続して使用している他の患者さんに使い方の工夫や経験など聞いてみるのもよいでしょう。

運動は糖尿病治療の一つであり健康維持のためにも大切です。運動そのものが体内でのインスリン効果をさらに適切にしてくれるためです。インスリンポンプを使用する時には、運動時に一時的に基礎インスリン量を少なめに設定したり、一時的にポンプを身体からはずしたり、運動中に低血糖が起きにくいように調整することが容易になります。インスリンポンプを使った生活で運動を始める前には、医師に相談してください。

製品サポート体制

メドトロニック社の製品をご使用の方は、日本メドトロニック24時間サポートライン（0120-56-32-56）を利用することができます。365日24時間体制で電話による製品サポートを提供しています。操作・使用方法、トラブルの原因確認や対処方法のご案内が可能です。

• メドトロニック社の製品を安心してお使いいただくためのサポート体制です。
• かかりつけの医療施設や医師にも、症状や状況を報告してください。
• 製品の取扱いについて、不明な点や自信が持てない点については、医師や看護師に相談して正しい操作方法を身につけてください。

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