慢性痛
治療機器と共に
Your browser is out of date
With an updated browser, you will have a better Medtronic website experience. Update my browser now.
こちらは、国内の医療従事者の方を対象に製品等の情報を提供することを目的としたサイトです。一般の方に対する情報提供を目的としたものではありませんので、ご了承ください。
あなたは医療従事者ですか?
治療機器と共に
刺激装置が植え込まれ、傷口が治ったら、痛みを管理していきます。痛みを管理するにあたり、脊髄刺激療法だけでなく、日常生活のための機能回復を助けるという目的で、理学療法などの治療が組み込まれることがあります。
本植込み直後は、術後管理に関する医師の指示に従ってください。また、退院後は、必要に応じて診察を受けることをお勧めします。
手術後の数日間は、創部を不快に感じやすいようです。この「創部の痛み」は打撲のように感じられます。傷の付近が腫れていたり、赤くなっていたりするのに気づいたら、医師にご相談ください。
手術直後は、医師が
手術後2~8週間経っても刺激装置の植込み部位に違和感を感じることがあります。その場合の違和感は、組織の治癒プロセスが原因です。どんなタイプの植込み術でも生じる、植込みに対する身体の自然な反応です。
このとき、医師が活動を制限するよう推奨することがあります。何かを持ち上げる、身体を曲げたりねじったりする動きは、避けた方がいい場合があります。術後6~8週経ったら、これらの動作も普通の注意で構いません。
痛みを上手にコントロールするためには、患者さんご自身の積極的参加が必要です。刺激装置の操作方法を習得し、理学療法など他の治療法も取り入れることが治療の成功につながります。
傷が癒えた後には植込み機器に特別な注意は必要ありません。ただし、植込み機器を損傷しかねない激しい運動は医師にご相談してください。
本植込み後は、電気刺激を調節することで自分で痛みをコントロールします。脊髄刺激療法でよりよい日常生活を過ごすために、ここに記載されていることを理解しましょう。
機器を植込むことによって家事や身の回りの世話などの日常生活に支障をきたすことはありません。手術後、2-3ヶ月程度で術後状態が安定すると、軽い運動から活動を再開することができます。激しい運動は医師と十分相談してから行ってください。
植込まれた機器は
脊髄刺激療法は、時間とともに慣れてくることによって強い刺激感が必要になることがあります。また、一部の痛みがやわらぐことによって他の部分が痛く感じることもあります。病状の進行や薬の変更により、刺激感が十分でなくなることもあります。刺激感を最適に保つために定期的な診察を受けることが推奨されています。
次のことが発生した場合は、診察時に医師に伝えてください。
脊髄刺激療法は痛みの原因を取り除く根本治療ではありませんので、過剰な期待を持たないことが大切です。痛みが半減することによって、耐え難い痛みで失われた日常生活を少しでも取り戻すことを目的としていることをご理解ください。
脊髄刺激療法は、必ずしもすべての人が一生受け続けるというわけではありません。病状が進行して、他の治療に変更することや、痛みが改善して不要になることもあります。脊髄刺激療法は神経を傷つけないので、必要でなくなった場合は機器を抜去することができます。
脊髄刺激療法の刺激装置は、電源と回路が一体となっているため、内部の電池が消耗すると刺激装置本体を交換する必要があります。電池は数年持続することがほとんどですが、患者さんの使用頻度や設定によって大きく電池寿命が異なります。電池を交換するためには、手術を伴いますので入院が必要になります。また、なんらかの異常が起こった場合は、植込み機器を交換することもあります。
本サイトの内容は、医師の診察に代わるものではありません。病状や治療に関しては、必ず主治医の診断を受けてください。