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医療へのアクセス
アジア初のX線透視下でトレーニングができるトラックが、北海道から沖縄まで、日本全国に「医療の最前線」を運びます。
モバイルトレーニングラボ(MTL:Mobile Training Lab)は、「トレーニング施設が医療従事者の元に出向く」発想から生まれた、実践的なトレーニングを提供するトラック型の移動式ラボです。医療従事者の方がトレーニングを受ける上で障壁となっていた時間や場所の制約をなくし、より簡便にトレーニングを受講することが可能になりました。ペースメーカなどの不整脈治療、血管内治療や脊椎領域の手術トレーニングなどに活用されています。
これまではトレーニングを受講するために神奈川県川崎市にあるメドトロニック イノベーションセンターに来ていただく必要がありましたが、MTLが全国各地の医療機関や学会会場に出向き、同等のトレーニングを提供します。MTLによって医療従事者の働き方改革や医療へのアクセス、医療の均てん化に貢献することを目指しています。
MTLが提供するのは、最新設備と臨床現場に近いリアルな空間。実際の手術室と同等の設備・環境下でX線を使用した手術トレーニングを実施しています。MTLとメドトロニック イノベーションセンターをリアルタイムで繋ぎ、センターにいるエキスパートの医師から遠隔でトレーニングを受けることも可能です。
心房細動の治療法であるカテーテルアブレーション。実際の手技と同様にX線透視下で、カテーテルの操作方法や使用上の注意点などを学びます。
独自に開発したシミュレーターを使用し、ペースメーカなどの植込み型心臓デバイスのハンズオントレーニングをX線透視下で提供します。
脊椎手術や脳神経外科手術のハンズオントレーニングを提供します。実際の手術と同等の環境で、機器の操作方法や使用上の注意点などを学びます。