サマリ

カテーテルアブレーションを施行しているさなかに、術者が症例の全身状態をすべて管理しながら行うのは、難しいことも少なくない。心房細動カテーテルアブレーション中の鎮静により低酸素脳症を来し、その後の鎮静全身管理に呼気中の二酸化炭素濃度計測を施行するきっかけとなった症例を経験したため報告する。