サマリ

気管支鏡検査は気道· 肺内で操作· 処置をする性質上、低酸素血症をきたしやすい状況にあり、ここに呼吸抑制が重なると重篤な低酸素血症を招く可能性がある。患者の苦痛を除去しつつ、かつ安全に鎮静薬が使用されなければならない。パルスオキシメーターでSpO2 の推移だけモニタリングしていたのでは、無呼吸の発見が大きく遅れる。