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インクルージョン、ダイバーシティ、エクイティ
わたしたちが大切にしているリスペクトのカルチャー
メドトロニックでは、社員一人ひとりが最大限に能力を発揮できる働きやすい職場環境の提供に力をいれています。そのひとつとして、職場における社員同士のリスペクト(敬意と尊重)の精神を醸成する取り組み「Respect in the Workplace」(以下、RIWP)を実施しています。リスペクトはメドトロニックの社員が持つべき考え方や気持ちであるマインドセットの基盤となるべきものであり、会社のカルチャーを形成するものです。
全社員に期待される言動として、3つの要素を明示しています。働く仲間が同じリスペクトの基準で働くことで働きやすい職場環境へと繋がります。
1. Politely 礼儀正しく・丁寧に
常に礼儀正しく接し、配慮や理解、思いやりのある、丁寧な対応、コミュニケーションを取りましょう。
2. Fairly公平に
エンゲージメントやモチベーションを向上するために、公平な対応、公平性を重視した取り組みを行いましょう。
3. Professionally プロフェッショナルに
責任を果たして期待値を満たし、プロフェッショナルに働くことでリスペクトを示しましょう。
RIWPの活動は、「カルチャーの推進はただ会社がリードしていくものではなく、社員一人ひとりの意識改革とアクションによって成し遂げられる」と考え、会社を代表するプロジェクトスポンサーとプロジェクトリーダーのもと、次の3つのアプローチによって進められています。
有志からなるコアメンバーは、毎年全社員へ募集の案内を出し、立候補制としています。全社へのRIWPの啓発や促進活動や社員の声を会社に届ける大切な役割を担っています。
毎月の定例ミーティングの参加に加え、社員の認識や意識を高める講演会やイベントを企画しています。
各リーダーのもと任命された推進委員は、RIWPに関する最新情報や会社の取り組みをそれぞれの組織の社員に周知し、会社が実施するサーベイやトレーニングへの参加を促します。
また所属組織内で策定したRIWPに関する具体的な目標達成に向けた取り組みをリードし、敬意のある職場づくりを促進します。
ガイドラインの策定、リーダーメッセージの発信、サーベイやトレーニングの企画、会社全体への浸透や活動を推進するなど、活動全体をとりまとめています。
私たち一人ひとりが、敬意・尊重・理解をもって接し、お互いを認め合い、責任を果たすことで、働きやすく、成長そして成功できる職場環境とカルチャーを創り出します。
全社員が理解を深め、積極的に参加できるよう、1年を通して様々な取り組みやイベントが開催されています。
リスペクトの輪を広げ、相互理解を深め、部門を超えた新たな社内ネットワークを構築することを目的とし、少人数チームでカジュアルな交流をするイベントを企画しました。100人を超える社員がこのイベントを通じて交流し、会話の中でリスペクトや多様性の理解を深めました。参加者からは、「普段接点のなかった方々と話すことができた」、「様々な視点でのキャリア考察が刺激的だった」、「人となりを知ることで仕事がしやすくなる」といった感想が寄せられました。
ハラスメントフリーの日(8月2日)に、ハラスメントフリーを実現するための具体的なアクションを社員自身が言語化することを目的とした「ハラスメントなくそう川柳」を開催しました。全国の社員から約170の応募があり、全社員からの投票結果に応じて上位3作品が最優秀賞作品に選ばれました。
コンテスト形式で参加意欲を高めつつ、社員がハラスメントフリーの職場づくりを意識し、体現するきっかけとなっただけではなく、自身の言葉で表現することでRIWPの理解を深めることにも寄与しました。
自由参加のカジュアルな取り組みに加え、全社員を対象とするフォーマルな学びの機会も実施しています。中でも、毎年開催しているのが、リスペクトとハラスメントに関する研修です。年に1度、RIWPおよびハラスメントの正しい知識を再認識する機会として、日本の社員が受講しています。社員向けおよびピープルマネジャー向けの2種類用意し、役職に応じた知識のインプットを行っています。加えて、様々な働き方をしている社員のために、オンラインでオンデマンド配信しています。
RIWPやハラスメントに関する情報を常時誰もが確認できる「リスペクトガイドライン」と「ハラスメントガイドライン」も全社員へ配信しています。社内ポータルからすぐ閲覧できる場所へ掲示することで、身近な存在になっています。
社員は、「リスペクトガイドライン」に沿った言動をとることを年間の目標設定に含めることになり、年間の人事考課において、自らリスペクトを体現できていたか振り返ります。直属の上司以外の同僚からのフィードバックを受ける機能も活用し、広く公平なインプットによって総合的に評価される仕組みになっています。