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コミュニティ
川崎市殿町地区にある世界最先端の研究開発拠点「キングスカイフロント」。科学技術を身近に感じられる体験型イベント「キングスカイフロント 夏の科学イベント2023」が開催されました。主に小学生のお子さん達が夏休みの学習に役立つ科学実験や手術体験など、13のツアーに分かれて参加しました。
メドトロニックは「キングスカイフロント」に医療従事者向けのトレーニング施設「メドトロニック イノベーションセンター」を設けています。毎年「キングスカイフロント夏の科学イベント」に参加されるお子さんや保護者の皆さんに施設を開放し、体のしくみや治療法について楽しく学べる機会を提供しています。
今年のテーマは「体を透かした手術にチャレンジ!」です。体の中に病気があっても、体の外からは見えません。そんなときに使われる方法の一つがX線画像です。参加した子ども達は、あらかじめ記録されたX線の画像を見ながら、実際の医師が使う本物のトレーニング機器を使って手術を体験しました。
心臓、脳の血管、整形外科の3つのブースを順番に回って手術に挑戦しました。
人間が生きていくために必要な酸素と栄養は血液によって体の隅々まで届けられること、心臓は血液を体中に送り出すポンプのような役割をしていることを学びました。その後、心臓のリズムが遅くなったときの治療に使われるペースメーカの手術を体験しました。
脳の血管にこぶができる脳動脈瘤という病気について学び、脳の血管の病気を見逃さないための合言葉「FAST」を習いました。そして、こぶが破れないように、コイルという柔らかい金属の糸のようなものを使って、脳動脈瘤をふさぐ手術に挑戦しました。
人間の背骨は椎骨という小さな骨が26個繋がってできていること、首の長いキリンと人間の頚椎(首の骨)の数が同じことをクイズなどで学びました。脊椎を並べるパズルのほか、手術で使われるドリルで骨を模したシミュレーターモデルに穴を開けたり手術ナビゲーションシステムを体験したりしました。
当日は Project 6 の一環としてメドトロニックの社員がボランティアとして運営に参加しました。説明を担当した社員からは「子供たちは知らないことや意外だったことに関して素直な反応を表情に出してくれ、一緒に楽しい時間を過ごすことができました。将来、医学に興味を持ってもらえたら嬉しいです。」という声もあり、参加されたお子さんや保護者の皆さんだけでなく、メドトロニックの社員にとってもたいへん有意義なイベントになりました。