使用目的

本システムは、以下のような経皮、腹腔鏡下及び開腹術、胸腔鏡下 及び開胸術での組織凝固及び焼灼に使用する。 
-肝腫瘍及び小径腎悪性腫瘍の一部または全体の凝固及び焼灼 
-乳腺腫瘍(腫瘍径 1.5 ㎝以下の単発、触診及び画像診断による腋窩リンパ節転移及び遠隔転移を認めない限局性早期乳癌)に対する治療を目的とした凝固及び焼灼 
-無心体双胎における無心体への血流遮断を目的とした凝固及び焼灼 
-標準治療に不適・不応の以下の腫瘍に対する治療(症状緩和を含む)を目的とした凝固及び焼灼 
● 肺悪性腫瘍 
● 悪性骨腫瘍 
● 類骨骨腫 
● 骨盤内悪性腫瘍
● 四肢、胸腔内及び腹腔内に生じた軟部腫瘍

Cool-Tip™適応拡大(肺腎骨軟部) ラジオ波焼灼療法e-Learningについては添付のPDFをご覧ください。

概要

シンプルで直感的なデザインと対極板の安全機能を搭載しています。

Cool-tip™ RFAシステム Eシリーズは経皮的、腹腔鏡的、または外科的手技において、シングルニードルの電極からラジオ波帯の高周波電流を患部組織(腫瘍)へ流し、組織を焼灼します。従来のCool-tip™ RF ablation systemと比べて操作性の高いタッチスクリーンインターフェイスを採用し、より簡単で効率的にセットアップができます。新たに搭載された「オートiモード」は、あらかじめ出力調整についてプログラムすることができ、施術中の段階的な出力の上昇を自動で行うことが可能になりました。


販売名:Cool-tip RFAシステム Eシリーズ
医療機器承認番号:22300BZX00335000

特長

シンプルで直感的なデザイン

  • より簡単で効率的にセットアップができます。
  • タッチスクリーンインターフェイスを採用しています。
  • セットアップ時や使用中に必要なガイダンスを表示します。

対極板に安全機能を搭載

  • 本シリーズから搭載された技術により、ホットスポットの発生を低減させ、使用枚数も1枚になりました。
  • スプリット電極テクノロジーによりそれぞれの面で独立して電流量を計測し、片面で多量の電流量が検知されるとアラームが表示されます。
  • マルチレイヤードテクノロジーにより熱が一か所に集中することを防止し、熱分布を均一化します。

 

オーダーインフォメーション

ジェネレータ

カタログ番号 構成内容
RFAGENJ ジェネレータ本体
RFAPAC コンポーネントキット(ポンプ、フットスイッチ、対極板コネクタ、ウォーターコンテナ)
FT900RFA カート
FT3X カートキット

シングル電極キット

カタログ番号 有効長(cm) 先端部長(cm) シャフト(G)
RFA1020 10 2 17
RFA1030 10 3
RFA1510 15 1
RFA1520 15 2
RFA1530 15 3
RFA2020 20 2
RFA2030 20 3
RFA2530 25 3

遠隔温度計

カタログ番号 シャフト(G)
RTP20 温度計(20.5)/スタイレット付きカニューラ(18)

Eシリーズ アクセサリー

カタログ番号  
RFAPAD RFA対極板 Eシリーズ
RFACB 対極板コネクタ Eシリーズ
RFASW フットスイッチ Eシリーズ

製品仕様

製品名 Cool-tip™ RFAシステム Eシリーズ
出力 0-200W
周波数 472kHz
表示パラメーター インピーダンス(Ω)電流(A)出力(W)温度(℃)
通電制御方式 インピーダンスによる自動制御
および術者によるマニュアル制御

オーダーインフォメーション