640G

ミニメド640Gシステム with スマートガードテクノロジー

スマートガードは低血糖の低減を目的としたメドトロニック独自のテクノロジーです

スマートガードとは、CGMにより低グルコースを予測しインスリン注入を自動で一時停止する「低グルコース(前)一時停止機能」です。この機能が作動するためには一定の条件がありますのでご注意ください。スマートガードをご使用いただくにはCGMの併用が必要です。

640Gアラート
すべてを展開

設定の基本情報

下限値設定可能範囲:

  • 50 - 90 mg/dL(5 mg/dL刻みで調整が可能です)
  • 下限値とは、低グルコース状態で過ごす時間を最小限に抑えたいと思うセンサグルコースの最低値です。各低グルコースアラートはこの下限値を基に発生します
  • 下限値は日中と夜間帯の設定を変えるなど、1日最大8つまで設定することができます

自動一時停止設定:

  • 設定できる一時停止機能は各時間帯で1つのみです。1つの時間帯で低グルコース前一時停止と低グルコース一時停止の2つを同時に設定することはできません
  • センサグルコース値が下限値+70mg/dL以上の場合、インスリン注入は停止しません
  • 自動一時設定には2種類あります
    • 低グルコース一時停止: CGMの数値(センサグルコース値=SG値)が設定下限値に到達したときに、基礎インスリンを自動一時停止
    • 低グルコース前一時停止: 30分後にSG値が設定下限値付近に到達すると予測された場合に、基礎インスリンを自動一時停止

インスリン注入再開: 以下のいずれかの条件を満たしたとき、基礎インスリンを再開します

  • 30分以上停止し、かつSG値回復時(自動再開)
  • 停止が2時間続いた時(自動再開)
  • マニュアル操作で再開した時(手動再開)

その他の設定・条件:

  • 時間によって下限値設定の変更が可能です
  • 自動一時停止設定は同時に2種の設定はできません
スマートガードが作動しないとき

スマートガードは「低グルコース前一時停止」または「低グルコース一時停止」がオンになっていると作動します。(=スマートガード オン)

スマートガードがオンになっていると、ホーム画面中央部にスマートガードアイコン(金色)が表示されます。

低グルコース前一時低グルコース前一時中

スマートガード作動時はホーム画面下部に「低グルコース(前)一時停止」と表示されます

低グルコース一時停止のイメージ

低グルコース「前」一時停止のイメージ

基礎インスリンの自動再開

【重要】スマートガードが作動しないとき

*

販売名:メドトロニック ミニメド 600シリーズ 医療機器承認番号:22500BZX00369000