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ジェフ マーサ(Geoffrey S. Martha)は、ヘルスケアテクノロジーのグローバルリーダーであるメドトロニックの会長兼CEOです。ジェフは、より多くの人々に、より多くの場で、画期的なテクノロジーソリューションを提供するため、320億ドル規模の会社と9.5万人の従業員を率いています。メドトロニックは2024弊社会計年度において、7,800万人の患者さんへ貢献しました。2020年にCEOに就任して以来、ジェフは、Modern Healthcareのヘルスケア業界で最も影響力のあるCEOや、Healthcare Technology Reportのヘルスケア部門で最も影響力のある人物の一人など、意欲的かつ革新的な経営者として頻繁に評価されてきました。
「人々の痛みをやわらげ、健康を回復し、生命を延ばす」というミッションは、メドトロニックの研究者や技術者にインスピレーションを与え、ビタミン剤サイズのペースメーカや世界初のハイブリッドクローズドループ(HCL)テクノロジーを搭載した糖尿病用ポンプ、痛みや脳疾患のための神経刺激装置など、ヘルスケアの歴史において数々の意味のある医療技術を生み出してきました。
ジェフのリーダーシップのもと、メドトロニックは製造プロセス、ロボティクス、データ、機械学習、人工知能(AI)など、最先端の技術を活用してヘルスケア業界を変革に取り組んでいます。パートナーシップと革新的なコラボレーションがいかに強大な力を持つかを認識しているジェフは、メドトロニックの戦略的買収を加速させ、新しい研究開発の資金調達モデルを大胆に追求し、業界や国境を越えた新しいパートナーシップのあり方も取り入れています。
COVID-19のパンデミックが世界中の地域社会を揺るがした時に、ジェフはCEOとして現職に就きました。ジェフは「パーパス(目的)を持ってリードする」というコミットメントの一環として、世界中の医療従事者やパートナーが患者さんの治療や事業継続をできるよう、迅速に全社を動かして対応しました。リモートソリューションの開発を加速させるだけでなく、会社の知的財産をオープンソース化し、独自の人工呼吸器の設計仕様書を世界中の製造会社が利用できるようにするという前例のない取り組みも行いました。この取り組みは世界的に高まっていた人工呼吸器の安定供給、新たなパートナーシップの構築、業界の垣根を越えた医療の向上へとつながっていきました。
こうした取り組みにより、2020年にフォーチュン誌の「世界を変える企業」に選出され、2021年にはアイルランド・米国評議会は、パンデミック時におけるメドトロニックの多大な貢献をリードした功績を評価し、グローバル・アチーブメント賞を授与しました。
ジェフの在任中メドトロニックはヘルスケアテクノロジーのイノベーションに貢献し続けており、またジェフは、メドトロニックが世界トップクラスの企業であり、雇用主としての評判をさらに高めることにも貢献しています。メドトロニックはHealthcare Technology Report誌の「2023年 ヘルステック企業トップ100」で第1位に選ばれたほか、2021年、2022年、2023年にフォーチュン誌の「最も賞賛される企業」に選出され、JUSTキャピタルとCNBCから「アメリカで最もJUSTな企業」の一社に選ばれ続けています。
メドトロニックは2022年、フォーブス誌の「世界で最も働きがいのある会社」に選出されました。2023年、メドトロニックはブルームバーグ男女平等指数(GEI)に初めて選ばれ、Diversity Incによる「ダイバーシティ・ランキング Top 50」で2位にランクインしました。これは、インクルージョン、ダイバーシティ、エクイティ(ID&E)に対するメドトロニックの揺るぎないコミットメントを反映したものです。
ジェフは2011年にメドトロニックに入社して以来、メドトロニックが主催する慈善活動やダイバーシティに関する取り組みを熱心に支援してきました。メドトロニック財団理事会のメンバーであり、FIRST Roboticsのエグゼクティブスポンサーも務めています。そして、アフリカ系従業員の採用、雇用と定着、能力開発を中心に取り組む従業員リソースグループの「メドトロニック アフリカ系ネットワーク」の創設メンバーの一人でもあります。
メドトロニックのCEOに就任する以前は、戦略・事業開発担当シニア・バイスプレジデント、チーフ・インテグレーション・オフィサー、リストラティブセラピーグループ (RTG)担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントなど、メドトロニックの取締役会でさまざまなリーダーシップを発揮してきました。特に、メドテック業界史上最大の買収となったコヴィディエン社の買収とその後の統合を主導しました。メドトロニック入社以前は、GEヘルスケアおよびGEキャピタルにおいて、19年間にわたり、企業開発、戦略マーケティング、販売管理などのさまざまな業務を歴任しています。
ジェフは、ビジネス・ラウンドテーブルやビジネス・カウンシル、世界経済フォーラムの国際ビジネス評議会(IBC : International Business Council)のメンバーであり、米中ビジネス協議会の理事やAdvaMedの財務責任者を務めるなど、世界のビジネス界で活躍しています。グローバルな文脈でアジアと米国の人々、指導者、団体間の相互理解を促進し、パートナーシップを強化することを目的とした主要な教育機関であるアジア・ソサエティの評議員会メンバーでもあり、ミネソタ・ビジネス・パートナーシップ理事会の執行委員会の会長も務めています。2021年には、G20のエンゲージメントグループであるB20の健康・生命科学に関するタスクフォースで共同議長を務めました。
ジェフは社会経済的な問題に熱心で、ミネアポリスに拠点を置くコミュニティ共同体Northside Achievement Zone(NAZ)、低所得の有色人種の子どもたちが大学を卒業しキャリアを積めるように、世代間の貧困をなくし、達成の文化を築くための活動団体YMCA of the Northを含む、いくつかの非営利団体の理事を務めています。また、黒人系アメリカ人の制度的障壁を打破するために尽力する異業種リーダーによる組織連合、OneTen連合の創設メンバーの一人でもあります。
ジェフは、ペンシルベニア州立大学でScholar's Programのメンバーとして金融学の学士号を取得し、最優秀の成績で卒業しました。ペンシルベニア州立大学ホッケーチームのキャプテンを務め、後にホッケーの殿堂入り選手に選出、2016年には同大学からペンシルベニア州立大学ホッケー名誉卒業生賞を授与されました。また、ジェフはペンシルベニア州立大学の College of Liberal Arts Development Councilのメンバーでもあります。
情熱と誠実さをもってミッションの実現を推進しています。