CRT

Cobalt™ MRI CRT-D シリーズ / Percepta™ MRI CRT-P シリーズ

CRT患者のニーズは常に変化しています。生活する中で、心臓のリズム・レート・伝導状態は常に変化し、時に心房細動（AF）が起きることもあります。メドトロニックのCRTは、様々な機能を駆使して、「今、この時」に必要なペーシングを継続的に提供し、より多くの心不全患者のQuality of Life改善に貢献できるよう機能の向上を続けています。

「EffectivCRT^™ Diagnostics」
- 常に波形の変化をモニター -

波形の変化を継続的に監視し、ペーシングの「量」だけでなく「質」を評価します。CRTペーシングに潜む非効率的なペーシングを明らかにすることで、臨床的治療介入をサポートします。

「AdaptivCRT^™」
- ペーシングモード・AV/VVディレイ自動至適化機能 -

自己AV伝導時間、P波・R波幅に基づきAV/VVディレイを1分毎に自動で至適化します。また、正常AV伝導時にはAdaptive LVペーシング、AV伝導の延長もしくはレート上昇時にはAdaptive BiVペーシングを自動選択し、安静時のみならず、日常生活においても至適ペーシングを提供し続けます。

「EffectivCRT^™ during AF」
-AF中の波形を評価してペーシングレートを自動調整 -

可能な限りペーシング率100％を目指すCRTにおいて、それを妨げる要因のひとつであるAF中の波形を常に確認し、ペーシングレートを自動で調整することで、AF中の有効なペーシング率向上を目指します。

「Reactive ATP^™」
- 変化するAFに対応し、ATPを送出 -

独自のアルゴリズムによりAF中のリズムチェンジを検出し、抗頻拍ペーシングを繰り返し送出することで、持続するAFを停止させる可能性を高めます。

「Intrinsic ATP™ (iATP)」
- ATP治療のタイミングを自動で計算 -

それぞれのVTに対して、VTの回路に到達させるためのATP拍数と適切なATPのタイミングを自動で計算し、ATPの成功率の改善が期待できます。

_{*当社製品比較}

Attain Stability™ Quad

「置ける場所」から「狙った場所へ」
－サイドヘリックスがもたらすペーシングオプション－

Attain Stability™ Quadは、本邦初の固定機構であるサイドヘリックスが付いた条件付きMRI対応左心室4極リードです。

本製品は、「サイドヘリックス」を採用することで、任意の場所に留置できる可能性を高めると同時に、より高い安定性を得られると期待されます^*¹。

また、今まで固定が得られた解剖に加え、特殊症例を含むより多くの血管に１本で対応できます。

^{*自社製品比較  ¹ George H. Crossley, et al. Performance of a Novel Active Fixation Quadripolar Left Ventricular Lead for Cardiac Resynchronization Therapy. Heart Rhythm 2019. Presented at HRS 2019 poster.}

Attain™ Family

充実の選択肢をあらゆる場面で実現

心臓再同期療法成功のキーとなる左心室リードは、全7種類から選択いただけます。

Attain Select™ II + SureValve™やAttain Command™ + SureValve™を始めとした豊富なツールを併用することで左心室リード留置をサポートします。

PNS（横隔神経刺激）の発生、ペーシング閾値の上昇を抑え、至適部位での継続的なペーシングサポートが可能です。